1949-05-18 第5回国会 衆議院 本会議 第32号
ことに國税廳の機構に関する問題につきましては、從來の財務局を総務部に格下げをいたしまして國税局を設置せられまするけれども、徴税の第一線官廳でありますところの税務署が、一面において國税庁の出先官憲であると同時に、なおそれ以外の大藏省の出先官廰をかねるがごとき規定がございます。
ことに國税廳の機構に関する問題につきましては、從來の財務局を総務部に格下げをいたしまして國税局を設置せられまするけれども、徴税の第一線官廳でありますところの税務署が、一面において國税庁の出先官憲であると同時に、なおそれ以外の大藏省の出先官廰をかねるがごとき規定がございます。
この点に対して労働大臣は、さようなことはないし、またあつてはならないから厳重にこれを統制して行く、また不当労働行為であるという意見でありましたので、私どもはこの三つの点を強く主張いたしまして、ここに社会党は賛成をするものでありますけれども、最後に一つつけ加えておきますことは、少くとも労働者を敵視し、氣の毒な失業者を冷遇するような態度が労働省の全國の出先官廰で起りますならば、そのときこそ、われわれの團結
全國的に労働大臣の名において——政党は國家再建のための政策で鬪つておりますから、思想はあくまで思想によつて対立すべきであつて、失業者になつたそういう関係者の職につく機会を奪い、これを拒否していじめるといつたような残酷なやり方は、断じて全國で起らないように、嚴重な労働大臣の通牒として、各出先官廰に十分な警告を発していただきたいということを、私は希望しておきます。
そこで労働省関係のいわゆる人員の決定がまだ法制化しておりませんが、この定員法がかりに出るといたしましても、労働省や現在の出先官廰だけでは、この問題はおそらく解決しないだろう。それは小さいところは容易にできるかわかりませんが、全國的に大きな工業都市はなかなか困難である。專門家でない以上は、何千という労務者を動員して作業に從事せしめるということを、事務上円滑に運用して行くことは不可能である。
労働省の出先官廰といたしましては、婦人少年局の職員室であるとか、公共職業安定所、省都道府縣の労政課、あるいは労働基準監督署などがありまするが、廣汎な失業対策事業でありますから、もつと一般的な計画を樹立するのに、全國的な廣汎な調査、あるいは各地域の失業対策のために、この計画を労働省の内部の何課が事実上の責任を持つておやりになるか、これは非常に重要な問題でありまして、責任は労働大臣にありまするけれども、
地方出先官廰はますます屋上屋を重ね、地方氏怨嗟の的となつております。これらは一体何たることでありましよう。 今次予算における一割五分の節減は、予算定員と実人員との差額を縮めるだけに止まり、実際には全然血を出さずに済むものと聞いておるのでございます。いわば官界の幽霊人口を整理するだけに止まりまして、これでは、行政整理などと大言壯語することはやめていたたきたい。
それともう一つの問題は、一方におきましては、中央官廰の出先官廰が整理されようとするときに、海上保安廰関係の役所もそうでありますが、これは一應國会の承認を得ておりますから、海上保安廰関係の役所を設置するということはよろしいのでありますが、それに関連して地方港湾に港長をおくということは、これはやはり一つの出先官憲が殖えることにもなるのでありまして、そういう意味から申しましても、やはり港長を地方團体の長がするということの
私共思いますのに、今政府の出先官廰を整理するということは、非常な地方の熱望でありまして、先般東北の各知事が集つな折には、各参衆両院の議員に向つてこの要望を傳えなければならない、或る新聞のごときはこれに賛成しない人はこの次の選挙において援助しないというようなことの記事が見えます。私はそういう空氣に恐れをなすものではありません。ありませんが。
と申しますことは、われわれがすでに何回も繰返し審議し、成案を得てこれを内閣に提出しております中央出先廰という問題が、一方で整理しようと思つております矢先、次から次にやはり中央の出先官廰が出てくるというような状態でありますので、どう考えましても——少くともこの場合におきましては、海上保安業務を遂行するに必要である出先官廰というものはこれは認めなければなりませんが、そのため、せつかく地方、自治法の改正の
ただいま閉会前に六大都市の代表からの陳情がありまして、それはすなわち出先官廰廃止に関する件でありますが、当委員会は去る三月上旬、出先官廰の廃止に関する議決をいたしまして、それを議長、総理大臣並びに関係方面に提出しております。
————————————— 本日の会議に付した事件 濱松市の治安問題についての視察報告に関する 件 地方自治法の一部を改正する法律案(内閣提 出)(第四一号) 地方自治法第百五十六條第四項の規定に基き、 海上保安廰法第十二條の規定による海上保安廰 の事務所の設置に関し承認を求めるの件(内閣 提出)(承認第三号) 地方出先官廰整理に関する件 —————————————
本日の日程は地方自治法の一部を改正する法律案並びに地方出先官廰整理に関し当局より説明を聽取いたします。 なおちよつと申し上げますが、この間運営委員会の決議によりまして、速記は同時三本ということに制限されております。今日は三本以上ありますけれども、特に出しておりますので、でき得る限り十二時をもつて休憩にしてもらいたいとの希望でありますから、さよう御了承を願いたいと思います。
こうした要望が非常に強いのでありまして、私どもの小委員会としましても、その点をいろいろ檢討いたしました結果、こうした廃止案を一應決定いたしたのであります從つてただいま御説明にありました建設院関係、文部省関係、それから厚生省関係の出先官廰に対しましては、行政調査部としましても一應廃止する方向に進んでいただいているようであります。
○坂東委員長 本日の日程は、浜松市の治安問題に関し当局より説明聽取の件、地方出先官廰の整理促進に関する件、消防法案起草に関する件、競犬法案起草に関する件であります。 まず地方出先官廳の整理促進に関しまして、船田國務大臣から御意見を拜聽いたします。
ごういつた戰時中の行政機構というものが徐々に解体せられ、かつまた中央出先官廰の整理ということが國会においても問題となり、われわれといたしまして、この点非常に熱心に檢討して、すでに成案も出たわけであります。これらの点を考えてみますと、將來のわが國の貿易が産業の復興のために、またわが國発展のためにぜひとも必要である。
○目黒政府委員 ただいまのところでは地方分権、出先官廰の廃止というような輿論から、地方長官が管理をしておるのであります。しかしながらそういうふうな、あるいは縣によつて利害関係の相反するような河川があるわけでありまするから、これが改修につきましては、一應國がこれを取上げて、根本策をつくりまして改修するということで、建設局の出先の地方建設局がありまして、そこで工事を施行するということになつております。
この地方出先官廰の整理に關する件はさらに次會に継続いたします。 そこで次には、内務省解體に關する件でありますが、ご承知の通りすでに出ました内務省解體に關する件は、全部政府が撤囘されておりますから、その後の情勢あるいは事情の變化をこの際お伺いいたします。暫く速記は中止いたします。 〔速記中止〕
○坂東委員長 次は日程第三〇、地方團體完全民主化等に關する陳情書、陳情人は全國町村會長生田和平君でありまして、その理由は、全國町村會は地方團體の完全民主化のため地方出先官廰の即時撤廢、町村財政の確立、道義及び文化高揚のため六・三制教育の完全實施、食糧供出制の合理的改革、國民健康保險事業の國營について決議した、よつてこれが實現に協力されたいというのがありますが、政府の御意見御發表を願います。
一言お答えして置きたいと思うのですが、誠に御尤もな御意見なのでありまして、實は外にもそういうような縣廰の中に置いた方が、中央の出先官廰で直接やるよりもいいのじやないかという考もあろうかと思いますが、この輸送行政につきましても、特に小運搬のようなものにつきましては、特にそういうようなことの點が強く現れて來るのではないかというふうに、私ども考えるのでありますが、これらにつきましては、今その運營の方法等によりまして